リモワ トランク vs トランクプラス徹底比較

リモワの「トランク」が欲しくなってしまった。普通のスーツケースとは違う、少しぽってりとしたフォルムに魅せられてしまったのだ。実際に購入を決めると「トランクプラス」という少し大きなサイズもあることを知る。すると当然の様にトランクとトランクプラスのどちらを選ぶべきかを悩むことになった。トランクとトランクプラスにはどのような違いがあるのだろうか。

サイズ比較画像を作ってみた
オリジナルトランクは免税店で本物を見ることが出来た。しかしトランクプラスの方は在庫を置いてある店が近くには無かったので現物を見ることはできなかった。店頭で二つ並べてみればすぐに決められるのだろうけれど、ネットの情報だけでスーツケースを選ぶのは少々無理がありそうだ。主な情報源はRIMOWAのホームページしかないので、穴が空くほど眺めてみたが埒が明かない。トランクとトランクプラスの幅と奥行きはほぼ同じなので、主な違いは「高さ」となる。それぞれの単体写真を見比べてみても良く分からないので、自分で縮尺が同じになるように比較画像を作ってみた。左が Trunk Plus 、右が Trunk 。幅と奥行きがほぼ同じで高さが違うだけなのだが、見ての通り印象がかなり違う。

見た目のバランスとカッコ良さ
オリジナル トランクは近所の免税店で現物を見てきたけれど、かなりカッコよかった。そして寸法的なバランスが凄く良いと思った。果たしてプラスはどうなのだろう。こうして見ると少し縦長のデザインにも絶妙なカッコ良さがあり、どちらも甲乙つけがたい出来栄えだ。これは単に高さを伸ばしただけでなく、見た目のためだけに数ミリ単位で幅と奥行きが調整されていることに起因する。二つ買ってしまうことができれば良いのだが、高額だし嵩張るし現実的では無いのでやはりどちらかを選ぶしかない。
ちなみにクラシックとエッセンシャルシリーズにもTrunkモデルは存在するけれど、擦れたりぶつけたりして経年劣化を楽しむことを考えると、リモワはオリジナルがカッコいいと思う。ポリカーボネートなどのスーツケースは、傷が付いてしまうと途端に安っぽく見えるので、長く使うのならジュラルミン製のオリジナルをおススメする。

どちらを選ぶべき？
現実的な数値を出すと、高さが7センチ違い、重さは300グラム違う。そして増える容積は15リットルである。自分の場合はダイビング器材を運ぶつもりなので大容量のトランクプラスにしておこうかな。重さは誤差みたいな違いだし、サイズもたった7センチなら、15リットルの差は結構大きい。

2020.2.14 追記
上記の様にいろいろと悩んでいたけれど、「自分への誕生日プレゼントだぜー」とか言いながら夜中にトランクプラスをポチッとしてしまいました。
LVMH傘下になった最近のRIMOWAは販売店に対する締め付けが厳しく、リモワの販売店は一切通販ができない仕組みらしい。並行品を扱っているショップも激減してるし、BUYMA辺りで並行品を買っても関税と消費税を取られると国内価格とほぼ変わらない。偽物も多く出回っているので大人しく正規店での購入をおススメしたい。友人が楽天で買ったRIMOWAを使っていたが、渡航先で壊れてしまい、よくよく調べてみると偽物だったということがあった。
自分の場合は最寄りの最安店が沖縄DFSショップで、なんと4パーセント引きで買えるのだけれど、Original Trunk Plusの入荷は全くの未定ということなので大人しくリモワ公式サイトで購入しました。

サイズに迷っているなら
トランクとトランクプラス。どちらを選んでも間違いではないのだけれど、単体で見るとやはりトランクプラスは相応の存在感があるので、荷物の少ない人には少し大きく感じるかもしれない。いつもスーツケースに荷物が入らないとか、極限まで荷物を詰め込みたいという人にはトランクプラス。荷物の量は普通だよという方にはオリジナルのトランクがおススメである。

この二つを実際に並べて撮った写真などはこちら
トランクシリーズ

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