サバゲー始めました。
サバイバルゲームを始めました。男なら誰もが一度は“銃”に憧れたことがあると思います。
私は銃に興味を持った時点で「海外で実銃を撃つ」という方法を選択してしまっため、これまで長らくサバゲーに興味を持つことはありませんでした。しかし、ダイビングをやめて「次はなにをしよう?」と考えていたタイミングで「サバゲーやりましょう」と誘われたので飛びついてしまいました。
新しい趣味を始めると新鮮な体験ができます。意味不明な専門用語、分からないローカルルール、知らない空気感。そして自分のポジションが一番下にリセットされます。しかし、新しい学びを始めると一気に上昇が始まります。ゼロからのスタートなので、自分の進化スピードが速いのです。これを是とするか否とするかは人に依りますが、自分はこの感じが大好きなのです。どんな趣味でも5年も経つと飽きてしまうのは、極めてしまって自分の進化が止まってしまうことと、これらの新鮮な気持ちが薄れてしまうからだと思います。
今回も例外なく分からない専門用語がたくさん出てきています。タクティカル、ダットサイト、バレル、セカンダリー、射線など。新しい趣味を始めると必要なものも買い揃えなくてはなりません。しかし最初はどれを買って良いのか分からない。分からないなりに一生懸命に調べて一番良さそうなものを買ってはみるものの、経験値が上がるとそれは失敗に変わり、大抵は新しいものを買い直す羽目になります。そして、自身が納得できる愛用品に辿り着くまで、試行錯誤という名の散財を繰り返すのです。
レプリカってなんだよ。
サバゲーで使われるパーツやアクセサリーには「レプリカ」と呼ばれるものがあります。レプリカって何?それって偽物だろ?売っていいのか?と疑問に思いましたが「X300タイプ」「サファリランドタイプ」などと銘打って、ロゴや刻印まで本物そっくりに造られたレプリカ品が堂々と流通している不思議な世界です。
サバゲー業界で言うレプリカは、本物の銃や装備を模した商品を指します。ロゴや刻印は無許可で使用されていることがほとんどですが、実銃メーカーが問題視することはありません。市場規模が小さく損害が限定的なこと、むしろ宣伝効果になる場合があること、そして国際的に取り締まるコストが高いことなどが理由の様です。
サバゲーは実物装備を再現してリアルさを追求する趣味ですが、実物は非常に高価で簡単には手が出せません。レプリカはその雰囲気を手軽に楽しめる代替品として、多くのゲーマーに受け入れられています。ロゴや刻印の再現によって本物に近い満足感が得られるため、需要は非常に高いのです。
最低限必要なもの
銃
長物、ライフル、サブマシンガンなどと呼ばれる、両手で持って撃つ銃です。最初はレンタルでも良いと思いますが、そういう方はこのページの情報は役に立たないでしょう。このホームページは、道具から入るタイプの方にこそ読んでいただきたいページだからです。
自分の場合は「東京マルイの次世代電動ガンがおススメ」と言われて MP5A4 を購入しました。現時点で最高性能の銃なので、「もうそれ以上のものは無い」ということだったので安心して購入しましたが、結局その後にも銃を買い足しているのが実情です。それどころか最初に買ったMP5は、もう売ってしまおうか?とさえ考えています。
私が最初に通い始めたのは室内CQBフィールドでした。高価な光学機器を搭載した次世代MP5の命中精度は高く、非常に満足の行くものでしたが、「とにかく重い」のがネックでした。他の人の軽い銃を持たせてもらったら、もう自分の銃を持つのはイヤになってしまったのです。交戦距離の短い室内では、重たい次世代電動ガンは無用の長物だったのです。軽い銃は2キロ未満なのに、自分の銃は3キロ超え。この差は大きい。
ゴーグル
絶対に必要な装備品の筆頭です。これが無い場合にはサバゲ―に参加できないどころか、フィールドに立ち入ることすら許されません。普通のメガネやサングラスは代用品になりませんので、必ず防弾性能が備わったシューティンググラスが必要です。とはいえ大した金額ではありませんので、とりあえず「ボレー」の製品を買っておきましょう。後で「ESSクロスボウ」や「ワイリーエックス」などが欲しくなるかもしれませんが、沢山あっても困らないのでボレーは予備に回しましょう。
サバイバルゲームの経験が少ないときは、本当に目に弾が当たるの?なんて思っていましたが、ビシバシ当たります。相手から撃たれないようにカラダはバリケードに隠して、目と銃だけをほんの少し出して相手を撃つことが多いのですが、相手から見ればその出ている部分が標的です。つまり目と銃と腕にビシバシ弾が当たります。上手くなればなるほど、目と銃と手の甲にしか当たらなくなってくる訳です。
マスク
BB弾が直撃すると歯が折れることもあるそうですから、口元や顔を保護するマスクも必要です。別に歯なんて折れても構わないという方もいるかもしれませんが、撃った相手に「歯を折ってしまった」という「罪悪感を与えないためのエチケット」として装備するものです。
マスクは好みもさることながら、顔の形状や吐息の量などによって似合うものが異なりますですので、こればかりは沢山試してみるしかないでしょう。自分の場合は幾つか気に入ったものがありましたが、まだ完ぺきとは言えないので、まだマスク探しの旅の途中です。サンセイに始まりサンセイに終わるという格言があるように、サンセイマスクの装着率が高いので、一度試してみてください。
ガンケース
例え玩具であっても、銃の形をしている物体を剝きだして持ち運ぶことはできません。必ずケースに入れて運ぶ必要があります。ハードケースは高いイメージがありますが、サバゲーに関する商品は手頃なものが多く、なんと数千円程度で買えてしまいます。種類としてはソフトケースもありますが、クルマで移動するならやはりハードケースが便利です。ハードケースと言えばペリカンケースが欲しくなるものですが、まずは自分のメイン銃が完全に決まるまで待ちましょう。
必要なもの。揃えておきたいもの
グローブ
手に弾が当たると痛いのでグローブをしましょう。メカニクスウェアというメーカーのグローブが定番です。これ以上も以下も無いので、こちらを買っておけば間違いありません。
くもり止め
汗をかく人はゴーグルが曇るので必須です。ジェルタイプがおススメ。使い捨てシートにも良いものがあるそうです。自分はFOGTECHに落ち着きました。
予備弾倉とバッテリー
ゲーム中に弾切れになったらそこで終了となりますので、予備のマガジンは買っておきましょう。電動ガンの場合には、同様の理由で予備のバッテリーもあると安心です。
マグポーチ
ゲーム中に予備のマガジンを持ち運ぶためのポーチです。見た目を気にしなければ数百円でも購入できますが、こだわり始めると良いものが欲しくなってきます。自分はアマゾンで売っていた 2,000円位のものを買いましたが、結局全部実物に置き換わりました。
ベルト
マグポーチを取り付けるためには、プレキャリと呼ばれる上半身に装備するベストみたいなやつか、腰に巻くベルトが必要です。ハンドガンを収めるためのホルスターを装備することを考えると、最初に揃えるのはベルトが良いでしょう。マグポーチやホルスターを装備したベルトは、その名の通りファーストラインと呼ばれます。
ベルトはサファリランド、ブレードテック、KOREなどから発売されているラチェット式のガンベルトを強くお勧めします。市販されているベルトのほとんどがコブラバックルですが、使い勝手がまったく違います。
ハンドガン(拳銃・ピストル)
メインの銃がトラブった時や、近距離戦の時に便利という名目で、使いもしないのに腰に付けておく銃です。実戦ではほぼ使いませんが、カッコいいので買いましょう。シューティングレンジで撃つと、暇つぶしになるのでおススメです。東京マルイのガスブローバックハンドガン。今ならグロック17 Gen.5 にしておけば間違いありません。
ホルスター
ハンドガンを携帯するためのお馴染みの装備です。基本的にホルスターはサファリランド一択です。
【ステップアップ】あると便利なもの
サイト・スコープなどの光学機器
遠くのターゲットを狙うために、銃の上に取り付ける光学機器です。どの銃にも標準で照準と呼ばれるアイアンサイトが付いていますが、ドットサイトなどがあると見やすさ・狙いやすさが段違いに良くなります。ダットサイト、プリズムサイト、ホロサイト、スコープなど各種あります。また、倍率を増やすためのマグニファイアを使う場合もあります。この辺りはレンズ沼に通ずるものがあるので、近づきすぎて落ちないように注意しましょう。
実物は性能が良いと言われていますが、100メートル、200メートル先を見ることを想定して作られているので当然です。サバイバルゲームの標的はせいぜい40メートル程度ですから、実物はオーバースペックであることを承知して買いましょう。
ハンドガンにもドットサイトが付けられますが、こちらも結局いらないと判断して外してしまいました。近距離での使用が大半のハンドガンにドットサイトは不要です。
迷彩服
屋外フィールドでは必須です。いかにもって感じなので敬遠したくなりますが、屋外フィールドへ行くとほぼ全員着ているので着ていない方が不自然で目立ちます。そして迷彩効果のある服を着ていた方が確実に生存率が高まります。いや、着ていないと撃たれます。
電動BBローダー
マガジンにBB弾を詰める作業が格段に楽ちんになるので、マルイの電動BBローダーは絶対におススメです。ハンドガンのマガジンなんて瞬殺です。
必要と言われるけど使わないもの
スリング
タクティカル系の人たちには必須装備みたいです。メインがトラブって、セカンダリに持ち替えるというシーンで使うそうです。屋外フィールドだと装備率が上がります。屋内CQBでは使っている人いません。二点式と一点式がありますのでお好みで。金具は金属ではなく樹脂製のものがおススメです。
ダンプポーチ
使用済みのマガジンを入れるためにベルトの後方に付けてておく袋。自分も装備していますが使ったことありません。
【禁断領域】近づかないようにしている装備品
プレキャリ
これに手を出してしまうと完全にガチ勢になってしまうので、触れたり調べたりしないようにしています。ヘルメットやトランシーバなどもここに含まれます。
ホロサイト
EOTechのホロサイトがイイよ、などという悪魔の囁きには耳を貸さないようにしています。
ウェポンライト
ハンドガンにライトとか要らないだろ!と思っていましたが、なぜかX300 を買ってしまいました。なんでシュアファイアのライトごときが7万も8万もするんだよ!という理不尽な世界へようこそ。
【ショップリスト】これら装備の購入先
最初の一丁は最寄りの専門店で購入しましょう。困った時にアドバイスをくれたり、これから起こる様々な事柄の窓口になってくれると思います。
有名店
モケイパドック、ECHIGOYA、レプマート、41PX、AIRSOFT97 など。銃本体はこの辺で購入しましょう。
以下は自分が使っている通販サイトです。少しマニアックなので、是非とも参考にしてください。
ウィリーピート
ホルスターといえばサファリランド。サファリランドと言えばウィリーピートです。最初見たときは、そのデザインや品揃え、価格などから詐欺サイトなのかと思いましたが、実店舗のあるちゃんとしてお店でした。問い合わせにも丁寧に答えていただけるし、発送も早いので安心して利用できます。サファリランドとブレードテックの商品はほとんどこちらから購入しています。
レプマート
ハイスピードギアやマグプルなどの実物が手軽に購入できます。実店舗にも良く行きますが、ネットの方が在庫の有無がすぐに分かるので便利です。30日返品保証も安心でありがたいです。
メルカリ
グロック17 Gen.5 など、店頭では入手できない商品を「プレミア価格」で購入できます。転売ヤ―のせいで通常客の手元に商品が行き届かなくなっているという弊害もあるので、その辺は個人の判断で。
Sukeru.com
ギアスキン各色を始めとして、ミリタリー装備に使えるマテリアル各種が入手できます。手持ちのカイデックス装備をマルチカムブラックにカスタムしたいというときに役に立ちます。
アカリセンター
シュアファイアを始めとするタクティカルライトはここで購入しておけば間違いありません。もう20年近くお世話になっているサイトです。
x115xTAYLOR
国産のミリタリーナイロンギアのオーダーメイドとオリジナルラインを展開するデザイナーズギアブランドです。ダンプポーチとミントポーチを使っています。
アマゾン
プライム会員なら送料無料というのがポイントです。販売元がアマゾン以外の場合は、開梱品や偽物を掴まされる可能性がゼロではないので信頼がおけるショップなのかを都度確認する必要があります。初期の頃にTAILORやライラクスの商品を購入するのによく使いました。
KORE
ラチェットタイプのガンベルトが購入できます。モールの付いたバトルベルトもありますので、なかなか良いファーストラインのベルトが見つからない、という方はこちらをどうぞ。
サファリランド本国サイト
型番を確認したり、適合を調べたりするのに便利です。日本では入手困難なホルスターが、米国内では簡単に入手できることが分かります。しかし、個人での輸入は著しく難しいので大人しくウィリーピートに入荷されたものを購入しましょう。







コメントを書く