ブレードテックのマグポーチは射出成型タイプなので非常に出し入れがしやすいのだが、取付位置が高いのに加えて深さが浅い。特にMP5のマガジンを入れると上にビヨーンと飛び出してしまうので、マガジンが脇腹に干渉してしまって使い物にならない。なんとかならないかと考えた挙句、マグポーチを下にオフセットできるパーツを3Dプリンタで作ってみることにした。これで長いSMGマガジンを挿しても脇腹に干渉することは無くなるはずだ。
そうこうしているうちにKOREのベルトとハイスピードギアのマグポーチが揃ったのでサファリランドのホルスターと一緒に並べてみた。マルチカムブラックでまとめたファーストラインが綺麗に出来上がると、前述した射出成型の二連マグポーチはあっさりとお払い箱となった。理由はカッコ良くないから。
だがこのハイスピードギアのマグポーチ、見た目は良いのだがマガジンによっては出し入れがしにくい。頻繁に出し入れするならやはり射出成型のカイデックス製の方を使いたい。という訳で、折角揃えたハイスピードギアのマグポーチだったが、そのうちの一つをブレードテックのものに変更することにした。
するとここで役立つのが先に作ったマグポーチを下にオフセットするための板。セットアップして腰に巻いて試してみると物凄く使いやすい。位置が下がっているので肘を上げなくてもマガジンが抜けて気持ちいいのだ。ただ、ハイスピードギアのマグポーチと並べてみると少しマガジンが上に飛び出してしまうのが気になる。使う穴を一つ下げたら随分と良くなったが、どうせならツライチにしたい。というわけで、3センチほど延長した板を再作成することにした。
3Dプリンタで出力された新しい板が出来上がってきた。細かく採寸して発注しただけあって、ハイスピードギアのマグポーチと並べてみると見事にツライチになって大満足である。余った板は、板を発注している間に買ってしまった新しい銃のマグポーチ用にすることにした。するとこちらも偶然だが綺麗にツライチになったのでまたもや大満足である。この二つをTEK-LOKで簡単に交換できるように
フィールドとセーフティを頻繁に行き来するシチュエーション。TEK-LOKを使用して、その日の使用火器によって簡単にマグポーチを取り換えられるようになると満足度がアップした。さらにハイスピードギアのマグポーチも使いたい時のためにダイレクトモールマウントのページに続く。
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