ロードスターを借りて一日乗ってみた。

ロードスター

姪浜にロードスターをレンタカーで出しているお店があったので借りてみた。この駅で降りたのは初めて。お金持ってる地方都市って感じ。

マニュアル車の運転が問題無いのはバイクで慣れているからだと思っていたが、それにしてはオレの運転は上手すぎる。交差点で右折した後のシフト操作をしながらそう思った。自らの意志ではなく、カラダが勝手に動いている。そういえばアルファロメオのマニュアル車を一時期保有していたことを思い出した。3年か5年くらい、アルファロメオ155に乗っていたのだ。そして、ディーラーに立ち寄ったときに手ごろな価格のメルセデスベンツがあって、乗り換えたのだった。ずっとスポーツカーみたいなクルマに乗り続けると思っていたのに、メルセデスの試乗をさせられた途端に「もうマニュアル車の運転したくない!」とか思って買い替えたのを思い出した。

今日は佐賀の武雄まで行く。ロードスターRF RSの試乗車を見に行くのだ。
ロードスターの購入はまあするとして、幌にするかRFにするかを決めかねていた。というよりも、乗ってもいないのに決められるわけがないのである。
さらにはRSというグレードにはレカロシートが奢られているのだが、念のために座って試してみたいという目的も兼ねていた。

走りだして暫くすると、大衆車から屋根を取り払って、それっぽい足回りにしただけのクルマなんだと気が付いてしまう。エンジンに魅力がないのだ。まあ300万円台で新車が買えてしまうクルマなのだから仕方あるまい。オレはこんなクルマを買おうとしているのかと残念な気持ちになってしまったが、いまさらアルファやポルシェを買うほどの情熱も残っていなかった。

そこまで考えると、ロードスターはセカンドカーなのだということに気が付いた。オレにとってのファーストカーは、ロードキングであり、BMW K1600Bなのであり、少し天気の良くない週末に乗るためのセカンドカー。BMWの代わりになるかという視点で検討していたが、BMWのセカンドカーがロードスターなのである。そう思い至るとしっくりと来た。

武雄のマツダで試乗を済ませて帰り道。どんよりとした曇り空だったが屋根を開けて走る。フロントガラスに少しの雨粒が付き始めるが、止まりさえしなければ霧雨程度は問題がなかった。ワイパーを動かしながらもオープンで行けるというのは凄い。信号で止まると真上から雨粒に襲われるので急いで幌を閉める。そしてこのロードスターは大げさではなく、2秒で屋根の開け閉めができるのだ。60キロで走りながら屋根を開けたり、惰性でスピードを落としながら30キロくらいでならサッと屋根を閉められる。

小雨~霧雨の中、走りなれた山道を数時間にわたって走ったのだが、そこで10回程度は屋根の開け閉めをした。そしてその時点でRFは選択肢から外れた。電動ハードトップのRFは、ボタン一つで屋根の開け閉めができるのだが、キチンと停止して13秒待たなければならない。走りながら片手で2秒で開け閉めができる幌車にくらべると雲泥の差である。そういえばcopenに乗っていた時、信号待ちで屋根の開け閉めをしたかったけれど、20~30秒も掛かるので、長い信号でないとそれができずにストレスになっていたっけ。

こうして、幌 vs ハードトップの検討は、幌に軍配が上がった。

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EK

A nomadic rider and editor.
Rides a 2003 Harley-Davidson Road King, flirts with a BMW K1600B.
When not on two wheels, he trades the handlebars for a fishing rod, an airsoft gun, or a camera — always chasing the next adventure.

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