これは2002年当時に運営していた代官山の紹介サイト。オフィスが代官山にあったので、近隣のショップに取材に行き、その内容を公開していたものである。まだインターネット黎明期であったため、独自のホームページを持っている企業はほとんどなく、目新しいインターネットの取材ということとで沢山のショップが応じてくれていた。インターネットの普及に貢献したいという思いから始めた企画だったため、営利目的ではなく片手間での運用だった。
まだホームページ自体が少なかったため、新しいホームページができるとインターネット雑誌で紹介される時代だった。このDFSは先進的な試みだったせいか、かなり有名サイトになった。すると買収したい、協業したいという会社がたくさん現れた。当時はまだメールが普及していなかったので、電話でアポイント、実際に来社という時代だった。その中には楽天の前身となる会社も含まれていて、このホームページを真似しても良いかという趣旨の質問を受けたことがある。どう答えたのかは覚えていないが(特にダメと言ってはいない)しばらくした後に楽天市場が開設された。
彼らはそれを商売のネタとして考えていたため、あっという間に追い越されてしまったが、私たちが運営していたサイトが元ネタになったのは明白だった。
1995年からインターネットに携わっていたので、いまある大手ネット企業とスタートは同じか少し早かったので、その気になっていれば自分もそんな風になれたのかもしれないけれど、当時はロードキングを乗り回すことの方が楽しくて、あらゆるベンチャーキャピタルからの話をすべて断っていたのでまあ仕方ない。
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