ここ最近、ロードキングのオイルは車検毎にしか交換していないのですが、BMW のタイヤが 5000キロでツルツルになってしまったことに衝撃を受けて、BMW の方は念のためオイル交換も早めにしておくことにしました。
BMW のネジは基本的に全部トルクスなのですが、シャシーの下にスマホを差し入れてドレンボルトをチェックしてみると何故か穴が六角。調べてみるとこのバイクのドレンボルトは 8mmのヘキサであることが判明しました。更にこれはオイルパンのドレンボルトであって、その奥にオイルタンクの 5mmのヘキサも控えているとの情報。要するにバイクのくせにドライサンプということですね。
トルクスビットはここのガレージに揃っているけれど、それ以外の工具はロードキングが収まっている方のガレージまで行かないとありません。家からはちょっと遠いし、5mmのロングレンチは多分持っていないので、8mm のヘキサと一緒にアマゾンで新しく購入しました。二つで1,500円位なので、オイル交換専用に買っておいても良いでしょう。
オイルはカストロールの 5W-40 を 5L 準備して、在庫で持っていた廃油処理パックを持ってガレージへ GO! そしてまずは近所を30分程クルージング。もう 9月も後半なので少しは涼しいかと思ったけれど気温は 30度。信号で停まるとまだまだ暑い。
ガレージ前にバイクを停めるとおもむろにドレンボルトを外します。ロードキングの時は割りとゆっくりとオイルが流れ出しますが、このバイクはまるで滝の様に一気に溢れ出てきてしまい、最初の一撃を受け止めきれずに地面にこぼしてしまうという失態。さらに出てくるオイルは熱湯に近い温度でビックリ。
オイルが出なくなったら、更に奥にある 5mm のドレンボルトも外し、抜けきったら逆の手順でドレンボルトを元の位置に戻します。締め付けトルクは奥のボルトが 12Nmで、外側のボルトは 28Nmなのだけど、トルクレンチはハーレーのガレージなので手トルクで締め付け。
オイルを半分ほど入れたらエンジンを掛けてアイドリングを数分。入れたオイルはオイルパンに溜まるので、エンジンに吸わせないと残りのオイルが入らないのだ。オイルパンを空にしてから残りのオイルを入れて再びエンジン始動。さらに数分待ってからディップスティックでオイルレベルを確認して作業終了。
オイルまみれになった手袋でカメラを触りたくなかったので後半の写真はありませんが、まあ普通のオイル交換が出来て、5mm のロングヘキサゴンレンチがあれば誰でもできる作業でしょう。
自分用の健忘録。初回オイル交換は 6,395キロでした。
僕は1600GTL Exなのですが、内部のドレンの方は外部の縁から約どの位の深さの位置にある感じでしたでしょうか?
結構奥の方だったと記憶しています。
写真に写っているエクステンションが無いとボルト回せなかったはずです。