二年に一度のマフラー交換の季節がやってきました。BMW K1600B なんと3度目の車検です。もちろん今回もユーザー車検ですが、まずはマフラー交換です。天気の良い日の昼下がりにサクッと交換。工具は映っているレンチ2セットのみで対応できます。愛着のあるレムスマフラーを取り外して、車検の時にしか使わないピカピカの純正マフラーに交換。作業時間は片側20分くらい。特に難しい箇所は無く、ただただ面倒なだけです。
マフラー交換が終わったら車検場の予約をします。車検切れの日は5月15日木曜日。4日前の日曜日の夕方に予約をしようとしたら15日の4ステージしか空いていませんでした。スクショは自分が予約した直後の図。全然予約が取れないのでもっと早く予約しておくべきと、二年後のオレに伝言です。
なんとか車検切れの日にバイクを車検場に持ち込むことに成功しました。建屋に入って自動受付機に今の車検証をかざすと申請書類が自動的にプリントされて出てきます。必要事項を記入して、収入印紙を購入して、自賠責保険の更新をすれば、事前準備は終了です。あとはラインに並ぶだけ…。
と、ここでトラブル発生。スターターボタンを押すと「キュル」と行ったきり沈黙しました。もう一度スイッチを入れ直してスターターボタンを押すと「キュ」。何度か繰り返してみると完全に沈黙してしまいました。そういえば最近エンジンの掛かりが良くないなぁとは思っていたんです。新しいバッテリーも購入しようとしていましたが、型番が良く分からなくて買えなかったのです。「どうしよう」と、途方に暮れていたら武蔵丸の船長が突然現れました!「ん?」とビックリした顔をしていたら、船長も車検に来ていたようです。「バッテリーあがっちゃたんです」と泣きながら言うと「いまクルマ持ってくるけん待っちょって」と言い残して消えました。暫くするとバイクの横にクルマが横付けになり、ジャンプケーブルを繋いでくれました。そしてもちろん一発始動。ありがとうございます。
さて、もうエンジンを切ることはできません。ラインの係員に事情を話して「エンジン切らずにラインは通せますか?」と訊ねてみますが、「エンジンのオンオフが出来ないと検査は通りません」とのこと。当然ですがこの状態で車検を受けることはできないようです。仕方なく近隣のバイク店を回ってみようとヘルメットを被ろうとすると、あご紐が切れました。良くないことは続くものです。半ヘルなので紐が切れてしまうと被ることができません。なんとか縛り直して無理やり被ると出発。バイク店を2件ほど回ってみましたが、すぐにバッテリー交換をすることはできず、一旦退散することにしました。なんとか無事にガレージまで無事に辿り着いてとエンジンオフ。
BMWモトラッド福岡西へ電話をして K1600B のバッテリーの在庫を確認します。在庫有りとのことなので、充電をお願いして電話を切りました。翌日に取りに行ってきたバッテリーがこれ。
当然ですがバッテリー交換をするとエンジンは一発始動。こんなにも力強くスターターって回るんだと感動。充電器を繋いだままにしてありましたが、買ってから6年経過していますからね。バッテリーが終わっても仕方ない時期でした。というわけで再び車検場へ向かいます。まずは建屋に入って書類一式を係員に渡します。その場で予約を取ってもらいラインに並びます。
外装チェック、ウインカー、ハイビーム、フォグランプ、ブレーキランプ、クラクション、ハンドルロック、全長、全幅、全高などをチェックするとラインへ。前後ブレーキとスピードメーター、ヘッドライト光軸検査を済ませると排ガス検査へ。プロープをマフラーに入れて暫く待つと合格ランプが点灯して車検終了です。ノーマルマフラーのBMWがラインで落ちる訳が無いので、いつもながら楽勝でした。新しい車検証を貰って終了。お疲れさまでした。いやぁ、今回は本当に疲れました。
明日以降、REMUSマフラーに戻して走りに行くことにしましょう。
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