ずっとハッセルブラッドに憧れていた。
腰の辺りにカメラを構えてシャッターを押す姿が堪らない。
あの上からファインダーを覗き込んで写真を撮るスタイルにずっと憧れていたのだ。
とはいえ、僕はミニマリストなので荷物は少なくしたい派。
水中で動画を撮るためにソニーのA7S3も持っているが、陸上で持ち出したことはほぼ無い。
重くて大きいカメラを持ち歩くなんてまっぴらなのだ。
そんな理由で憧れのハッセルブラッドをポチらずに済んできたわけだが、最近良いものを見つけた。
それは普通のデジカメに装着できるウエストレベルファインダー。
ホットシューに装着するだけで、どんなカメラも上からのぞいて撮影ができるようになる優れもの。
見つけた瞬間に無条件でポチると、数週間後に届いたので早速愛用のリコーGR3に装着してみた。
ファインダーは光学式で、中にプリズム玉が入っているだけの簡単な仕組み。正面の画を上から覗けるようにしてあるだけなので、撮れる範囲は「なんとなく」分かる程度である。しかし実際に使ってみるととても良い。憧れのハッセルブラッドに対する物欲なんてすっかりと色褪せてしまう程だ。100万超えのカメラの代わりに5,000円のファインダーを購入してすっかり満足してしまった安上がりなオレ。
最近は軽量コンパクトで写りも良いGR3は何処へ行くにも持ち歩いているが、それがさらにハッセルブラッド化したのだから嬉しくて堪らない。早速明日から使ってみることにするので、このページ以降の風景写真はこのウエストレベルファインダーを使用しているものと考えていただいて良いと思う。お楽しみに。
このページで紹介しているウエストレベルファインダーはこちら。28ミリの画角が写るようになっており、内側には40ミリの画角のガイド線も引いてあることから、GR3を意識した商品なのだろう。前後の厚みもGR3を全く同じなのでとても扱いやすい。レンズ部分はカバーが無いのでぶつけたりすれば傷が付きそうだが、大した値段ではないので問題にならないだろう。そして値段通り見た目がとても安っぽいのは致し方ない。
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