現像ソフトをLightroomからCapture Oneに変更して数か月。やっと基本操作にも慣れてきて、撮影データの現像ルーティンが出来てきた。露出、コントラスト、明るさ、彩度、ハイライト、ビネット。おおよそ触るパラメータは決まっている。
これらの操作は画面上のツマミをマウスで左右にスライドして値を調整するのだが、スマートフォンのカメラの代わりにリコーGR3を持ち歩くようになって、帰宅後の現像作業はほぼ日課と化したいま、物理的なダイヤルで調整できたら楽だろうなとずっと考えていた。動画編集の時にはダビンチリゾルブのパネルを使っているので、あの物理デバイスの快適さがカラダに染みついてしまっているのだ。
という訳でいわゆる左手デバイスの検討を開始しようかと思った矢先、キャプチャーワンには「スピード編集キー」という機能があることが判明した。左手で特定のキーを押しながら、マウスのホイールを回すとパラメータの値を変更できるという超絶便利な機能。
例えばキーボードの「Q」を押したままマウスホイールを回すと「露出」が変更できるのだ。なんだそんな機能があれば左手デバイスなんていらないじゃないか。という訳で左手デバイスの購入計画は見事に見送られたという話。
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