Xperia PRO-I にした理由

Live From The Field

「エアドロして~」「ゴメン、オレエクスペリアだから」「あれ?そうだっけ?」という会話が最近よく繰り広げられている。

私は9月にスマホを Xperia PRO-I に変更した(前述のような件が良くあるので、一応 iPhone も持ち歩いている)。理由は明確で、Apple が「コンピュテーショナルフォトグラフィ」に舵を切ると宣言したからだ。

スマートフォンのカメラの進化は著しいが、ここ数年に於いてカメラの光学的な性能は大して上がっていない。要するに限界を迎えたのである。しかし、撮影した写真のクオリティが年々上がっているのは、ソフトウェアの進化に依るものだ。要するに撮った写真の濃度やコントラストなどを、コンピュータが自動的に補正して綺麗に見えるように加工しているということだ。これを総称して「コンピュテーショナルフォトグラフィ」という。アップルは、素のカメラ性能はもう上がらないから、加工技術で写真を綺麗に見せていくと宣言したわけだ。

確かに最新の iPhone の写真は綺麗だ。しかしそれは加工技術の賜物なのである。それは普通の素材を使っても、料理は調理の仕方で美味しくなると言っているのと同じだ。私はあくまでも素材の味や鮮度にこだわる派なので、これが受け入れられなかったのである。

私が購入した Xperia PRO-I は20万円程するが、これはスマホ機能が付加された「カメラ」なので仕方ない。中には1インチセンサーが仕込まれており、ZEISSのレンズが奢られている。 SONY RX100 が内蔵されていると言っても過言ではないスペックなのだ。

ならばカメラを使えばいいじゃないかと言われそうだが、実際にはスマホしか持っていない時間の方が圧倒的に長い。SONY のデジタルカメラは自宅の防湿庫に何台も収まっているが、「撮るぞ!」と気負ったときにしか持ち出さない。もともとがミニマリストの自分には、カメラを持って出かけるというのは、ちょっと苦痛なのである。実際に RX100 も何台か保有しているが、その重さからあまり外へ持ち出すことはなかった。

しかし、スマートフォンなら否応なく毎日必ず持ち歩く。既にこれなしでは家の鍵さえ開けられないのだから当然だ。とすれば、多少重くなったとしてもそこに RX100 が入っているのならばこれを選ばない手はないのである。

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EK

A nomadic rider and editor.
Rides a 2003 Harley-Davidson Road King, flirts with a BMW K1600B.
When not on two wheels, he trades the handlebars for a fishing rod, an airsoft gun, or a camera — always chasing the next adventure.

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