ダイビングの合間にちょっと使ってみました。
以前、グラスファイバー製のリーダーフィンを使わせてもらったことがあるのですが、自身のフィンはカーボン製のモルチャノフ。履き比べてみるとそれはもう雲泥の差。カーボンフィンはまるで素足の様な軽さと履き心地でスイスイ進みます。いや、スイスイどころではなく爆速です。
グラスファイバーとカーボンは、価格差にすると2倍以上はありますが、実際の使い心地はそれ以上の差がある気がします。購入前は「8万円超えのフィンなんて…」と思っていましたが、両方使ってみると、カーボンにしておいて良かったなとしか思いません。
価格差の理由はその素材に依るもの。すなわち価格差がそのまま性能差ということです。まあどちらもフィンとしての機能は十分果たすのでしょうが、その品質と快適度はまったくの別物です。
グラスファイバーとカーボンが使用されているものとしては釣り竿が挙げられますがやはり使用感は別物で、現在の主流はカーボン製となっています。グラスファイバーはカーボンと比べて強度が低く、素材自体が重いのですが安く作れるため、初心者向けや廉価版の釣り竿などに使われています。カーボン製のロッド(釣り竿)は3万円~10万円程度、グラスファイバー製は数千円程度が相場でしょう。これに鑑みると、カーボンフィンの価格は妥当で、グラスファイバー製のフィンが高すぎる(素材的には数千円だけれど、多少高くても売れるので高く設定されている)ということでしょう。
ロングフィンで泳ぐことを長く趣味とするのであれば、妥協して重くてしならず強度の低いグラスファイバー製のフィンを使うよりも、軽くて反発力のあるカーボン製ののフィンを探して使うことをお薦めします。
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