福岡の足にしようと沖縄から陸送を掛けたアウディ。長らく放置していたせいか、港でエンジンを掛けたらエアコンが効かなくなっていた。ガスを入れてもらおうとスタンドに立ち寄ると、どうやらコンプレッサーが機能していないらしい。これはすぐに直りそうもないので、どうしようかと悩んでしまう。冬の与那国とかエアコンの必要ない場所で、送迎車として生涯を終えてもらうのもいいかなと思ったので、欲しい人いる?とインスタで聞いてみた。
するとエアコン直して乗りたいですという方が現れたので、エアコン修理専門の工場に持ち込んで見積もりを出してもらうことにした。うん十万円位はするのかなぁと予想していたのだが、出てきた見積りはなんと70万円オーバー。コンプレッサーに加えてエバポレーターの交換も必要で、そのためには車内のダッシュボードをすべて取り外さなくてはならないらしい。さらにフロントガラスの脱着も必要になると、場合によっては100万円を超えるそうだ。
いくらタダで差し上げますと言ってもさすがにこの状態では渡せない。機関や足回りはまだ調子良いけれど、いつガタが来ていてもおかしくない年式。もう寿命かなぁ。
という訳で、名残惜しいが廃車にすることにした。廃車買取と検索して出てきたページに電話をすると、僅かではあるが買取できますと予想外の回答。あと、支払った自動車税も幾らか戻ってくるらしい。
というわけで、本日、ドナドナされていきました。2005年12月29日納車からほぼ 20年間、距離にして10万3千キロ、お世話になりました。メルセデスのスタッドレスタイヤを買いに行ったはずが、アウディを買って帰って来てしまったという、あの頃が懐かしいね。さよならアウディ。























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