港の台湾料理店へ行こうとしたのだけれど、営業中にも関わらず、店の電気が消えていた。まだ夕方だから省エネなのかもしれないけれど、以前の煌々と照明を焚いていたイメージから没落の気配を感じてスルー。焼きとりのとりこは飛び込みでは入れず、いつものトクトクへ。
まずはお刺身盛り合わせ。看板メニューらしく、これを注文しない客は執拗に勧められていた。写真の一皿で3,000円位なので儲かるのだろう。シッポの方の切れっ端まで使っているのがカウンター席から見えてしまってすっかりと萎えた。美味しい所をお客様に食べてもらおうという気概があれば捨てる部位だ。
この店が利益重視なのが良く分かると、この刺身もイマイチに見えてくる。実際、すべてが今日仕入れたサカナではないのは明白で、なんなら近所のスーパーで売っているお刺身の方が美味しい。みんな勘違いしているが、炙りと言うのは新鮮ではなくなったサカナを誤魔化すための手法でもある。
前回訪れた際にこの店を褒めていたのは、半年の沖縄生活で美味しいものをまともに食べていなかったために舌が麻痺していたせい。福岡に戻って美味しいものをたくさん食べると、やっと感覚が戻ってきた。
東京から福岡に訪れた友人におススメできるか、という観点でこの店を評価するならば答えはノー。という訳で本日がさよならトクトクDAYとなった。角ハイボールを置いていないのが一番大きな原因ではあるが、次訪れるのは数年後になりそうです。
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